私が心理学を学び始めたのは、20年ほど前になります。
今回は、少し私の体験のお話しをさせてくださいね。
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心理学と出会う前の私は…。
人生に絶望しまくっていました。
「自分以外はみんな敵」と、誰も信じない人間でした。
もちろん、そうなった訳はいろいろあるわけですけれど。
当時の私がどんなだったのか、ざっくりいうと。
● 職場では、トラブルがあって人間不信。
● 恋愛は、訳あり。
● 友達とは、愚痴を言い合うだけで、楽しいことはなく。
● 家族とは、本音で話せない。
● 身体的に健常者ではない部分があるという、自分ではどうにもならない物理的な不具合と、心の痛み。
本人的には、八方塞がりでした。
生きづらくて、しんどかったです。
もうちょっと大袈裟に言うと、希望も救いも、どこにもないと思っていました。
それでいて、当時は、一応真面目なタイプでした。
人と接する時には「いい人でいないと」「ちゃんとしないと」「きちんとしないと」と思っていました。
「できなきゃダメ」と思ってましたし、できない自分のことを「みんなと違うダメ人間」だと思っていました。
そう思う日々が続くことに、すっかり疲れていました。
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私は基本的にネガティブなので、細かなことまで気にしました。
だから、相手が「ああ思うかな」「こう思うかな」と考えまくります。
結果、考えすぎて「結局、何も動けない」なんてことも、たくさんありました。
そしてまた、そんな自分に自己嫌悪をしていました。

で、ある日ふと閃いたんです。
心のことを勉強をしたら、しんどい自分を何とかできるのではないか、と。
ここで一般の方は、「カウンセリングを受けてみよう」と思うところでしょう。
けれども、私は絶賛人間不信中でしたので、カウンセラーを頼る気には一切なりませんでした。

「そうだ!自分をカウンセリングできたら、心が楽になるかも」と思って、「カウンセラーの勉強をしよう」と考えたんです。
参加したのは、福沢諭吉さま(現在なら渋沢栄一さま)を何体かお支払いするグループセラピーでした。
「これで変われなかったらどうしよう」と思いながらの参加です。
「私はダメダメな異端児」で、「普通の人になりたいのに、なれない」と苦しんでいました。
「自分だけ、他の人と違ったらどうしよう」と緊張しまくりでした。
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いざ、始まってみると。
最初は、講師の心理についてのお話でした。
座って聞いているだけなのですが。
「それ、私のことじゃないですか?」と、まるで自分のことのような例え話。
「え〜!私が思ってたのと解釈が違う」「心理的には、そういうことだったのか」と、新たな気づきが行列してやってきました。
話を聞いているだけなのに、なぜか涙腺がゆるんでくるんです。
もちろん、「泣かないようにしなきゃ」と焦りましたよ。
でも、周りを見渡してみると、他にも涙を流している人がちらほらいました。
「あ、大人でも泣いていい場所なんだ」と知りました。
そして、ふと「ここになら、私もいてもいいのかな」と思いました。
「自分以外はみんな敵」と常に戦闘モードだった私の心が、うっかり、ちょっとゆるんだんですよね。
心が動いたし、心のことを知って賢くなった気がしたんです。

でも、参加したグループセラピーは、それだけでは終わりませんでした。
小さなグループに分かれて、グループ実習があったんです。
私は人間不信でしたが、変な話ですが「取り繕った自分」でなら、多少は人と関わることができたんです。
でもね、心を動かす実習ですから。
心の奥にしまってある、今まで見ないようにしてきた「感情」があふれだすんですよね。
初めて会う人たちの前で、言いにくいことがあって、全部が話せたわけではありません。
でも、心が、感情が、勝手に動くんです。
そこで、私は本当の自分と出会いました。
私の場合は、「こんな私でごめんなさい」と罪悪感が強くて。
両親に感謝できなくなっているばかりか、逆ギレしている自分と出会いました。
本当は怒りたいわけじゃないのに、怒るしかなかったんだなぁと思いました。
そして、自分が自分を責めている分、人も私を責めるだろうと、私が世界を敵に回していたことに気がつきました。
「私が自分を責めているから、自分以外はみんな敵だったんだ」、と心が納得したんです。
ちょっとハードな気づきではありましたよ。
うけいれがたい気持ちがゼロではありませんでしたよ。
でも、それ以上に、「そういうことならば、私にもまだやれることがある!」と思えたのです。
それは、八方塞がりだった私の救いでもありました。
しかし、参加したグループセラピーは、そこでは終わりませんでした。
メインメニューはその後にやってきたんです。
それは、フォーカスパーソンスタイルのグループセラピー。
ざっくりいうと、希望者を募って、公開カウンセリングとセラピーを行うものです。
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その時、他の参加者は、全員が「公開カウンセリングをしてほしい」と希望していました。
でも、絶賛人間不信中の私だけは、もちろん立候補しませんでした。
自分がやらないんじゃ、意味ないじゃん、と思いませんか?
いやいやいや、そんなことなかったんです。
私の場合、自分が立候補するよりも、人がしているのを見て、好きに感じる方が向いていたようです。
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他の受講生が話していることに、こっそりと「それ、私と同じ!」と思うこと思うこと。
他の人への講師のコメントが「それ、私に言ってます?」と思うくらいピッタリで。
ひそかに「自分だけじゃない」「ひとりじゃない」と感じられて、どこかホッとしたんです。
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改めて、私の心は、自分の苦しさや痛みでいっぱいで、「自分を攻撃するか、人を攻撃するかしかない戦争のような状態だった」と理解できたのでした。
でも、グループセラピーの場では、誰かと一緒に泣いて、誰かに優しい気持ちを向ける体験があったんです。
それは、私がず〜っと「してこなかったこと」でした。
そうすることがいいなんて、知らなかったから。
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たとえ、自分のことが嫌いで、自分のためには優しくなることが許せなくても。
目の前にいる人のためならば、素直に泣けました。
人のことならば、応援することができたんです。
そして、教えられました。
「あなたが抱えてきた痛みは全部、誰かのための優しさにかえられるよ」って。
心が痛くて痛くて仕方がなかった私の痛みが、誰かのために役立つなんて、考えたこともありませんでした。
それは、絶望していた私に訪れた、希望だったと思います。
こうして、グループセラピーに参加して、「自分以外はみんな敵」と思っていた私が、「痛みは優しさにかえられる」という新しい生き方を知りました。
そして、そのかかわり方は、心地いいものでした。
それを実際に腑に落ちる形で体感できたのが、グループセラピーでの私の体験です。
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あのグループセラピーの日。
思い切って参加しなければ、今の自分はなかったでしょう。
きっかけがあれば癒やされる、いつからでも変わっていける、と実感しました。
あの日、私の心を動かしたような「癒しの場を提供し続けたい」と思って、今も活動しています。
ここまで、私の体験談におつきあいくださり、ありがとうございました。
もし今、「このままではいたくない」と思っているのなら。
ひとつの選択肢として、グループセラピー【1DAY】をご体験いただければと思います。
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