「彼(彼女)のために」と、パートナーを優先してきたつもり。
自分が我慢や犠牲をしてでも、尽くしがちで。
パートナーに怒ったり、文句を言ったり、不機嫌にならないように努力をしている。
一生懸命愛しているはずなのに、なぜかパートナーとの関係が悪くなっていく。
出会った頃は大事にしてくれたのに。
だんだん、雑に扱われるようになった気がするし。
パートナーがキツイ言い方や、冷めた言い方をすることも増えた。
そんなパートナーとの関係に悩んでいませんか?

◆尽くさずにはいられない心理
「大好きな人のために何かをしてあげたい」と思うのは、愛情の一種でもあります。
しかし、普段は意識していないけれど、
「何かをしないと愛されない」
「役に立たないと愛されない」
という感覚があって、尽くしているのなら。
自分自身を不十分な存在だという誤解があるのかもしれません。
心理的に自分を不十分と感じていると、埋め合わせに「いいことをしなきゃ」と思います。
ちょっと極端な言い方をすると。
尽くさないと、嫌われてしまう。
尽くさないと、見捨てられてしまう。
といったオソレがあるのかもしれません。
特に、かつて大切な人が自分の元から去っていった経験などがあると、なおさら失うオソレが強くなる場合もあります。
一生懸命尽くす背景には、がまんをしてでも、自己犠牲をしてでも、大切な人との関係を大事にしたい思いがあるのではないでしょうか。
◆いい人の私は愛されるけれど、ネガティブな私は愛されない
尽くす恋愛をしてきた方は、たぶん「彼(彼女)に優しくしよう」「彼(彼女)の理解者になろう」とがんばってきたはず。
そして、どこか「いい人の私でなら愛されるはず」と思えていたから、ここまでがんばれたのかもしれません。
でも、心の中では100%いい人でいられない自分を隠していませんか?
本当はネガティブな気持ちを抱えている自分を、否定する気持ちがあったりしませんか?
尽くすタイプの人は、もともと大きな愛を持っている人です。
だからこそ、100%優しくなれない自分や、少しでもネガティブな気持ちを持っている自分に罪悪感を感じるのかもしれません。
完璧にできない自分を、どうか責めないでくださいね。
視点を変えるなら、こう思っていただくことも必要かと思います。
完璧すぎない隙がある方が、周囲の人からは愛しやすい人になると。
「さびしさなんて感じません」というスーパーマンと、普段はバリバリがんばっているけれど、たまに「さびしい」と言える人と、どちらが愛しやすいでしょうか。
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100%優しくなれない自分を、ネガティブな気持ちを持つ自分を、自分自身が否定しないでいただきたいのです。
無理して笑顔を作って疲れているのなら、「疲れたね」「大変だったね」「よくがんばったね」って、自分に優しくしてあげていただきたいのです。
◆罪悪感で癒着する恋愛
罪悪感を抱えていると、幸せにならない恋愛を続けてしまうこともあります。
その人と付き合うことを、友達に話すと反対されるし。
この人と付き合い続けても、辛くなるのはわかっているけれど。
「この人を理解できるのは私だけ」と、離れられなくなっていませんか?
「見捨てるような気がして離れられない」とか、「こんな私を愛してくれるのは、この人だけ」といった状態は、罪悪感の接着剤でくっつくような恋愛です。
癒着がおきていると。
相手から罪悪感を刺激される形でコントロールされやすかったり。
しなくていいはずの苦労を強いられてしまったり。
ひどい扱いを受けたりしても、気が付けないことがあります。
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こんな言い方もできるかと思います。
罪悪感があると、心理的には、自分が自分をひどく扱うようのと同じように、あなたに対してひどく接してくる人を「自分にふさわしい」と誤解してしまうようです。
「この人を愛したい!」と思うのは、素晴らしいことです。
そこに罪悪感の接着剤があると、辛くなってしまいます。
自分を罪悪感から解放してかかわれると、我慢・犠牲ではない愛し方がしやすくなるでしょう。
◆罪悪感は愛情を受け取れなくしてしまう
尽くすタイプの人たちは、自分が与えるのは得意です。
そして、自分が与えられる(受け取る側になる)のは苦手だったりしがちです。
例えば、パートナーから褒められる言葉、プレゼントをもらうのを素直に喜べますか?
してもらったことに恐縮してしまって、「こんなに申し訳ない」「(褒め言葉に)そんなことないよ」「私のことは気にしなくて大丈夫」と遠慮していませんか?
そして、だんだん気まずくなってお別れするパターンを持つ人もいるようです。
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愛情が受け取れない場合、敵は「恥ずかしさ」と思う人も多いです。
確かに、恥ずかしさが受け取りにくくさせる場合もあります。
もうひとつ、受け取れない理由になりやすいのが、罪悪感です。
罪悪感があると、「申し訳なさ」が先に立ってしまいます。
本人的には「そんなことをしてもらうのは申し訳ない」と恐縮しているだけなのでしょう。
けれども、愛情を示した相手からすると、愛情の受け取り拒否をされたように感じたりもします。
せっかく「喜んでほしい」と思って準備したプレゼントが、かえって大切な人を困らせてしまうとしたら。
プレゼントしたことがいけないことだったかのように、もっと言うと「自分はパートナーを喜ばせることができない」とすら思うでしょう。
自分の善意や愛情が大切な人を困らせるとしたら、その関係はお互いを幸せにしにくいでしょう。
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罪悪感があると、相手の迷惑にならないようにと、思い遣って、がまんして、遠慮して、がんばるわけですが。
自分自身の本当の気持ちを抑え込むことで、いっぱいいっぱいになっている状態でもあります。
二人で楽しむ心の余裕がなくて、相手からの愛情を受け取り拒否していることに気がつきにくくなっていたりします。
罪悪感ゆえに愛情が受け取れないと、相手をさみしくさせてしまったり、相手から「パートナーを愛せている」自信を失わせてしまったりもします。
受け取れないことがお互いを辛くして、不仲の原因になるケースも少なくありません。
◆自分自身の罪悪感の癒しに取り組む
もし、パートナーシップがうまくいかない背景に罪悪感が影響しているなら。
罪悪感を癒すことに取り組んでみるといいでしょう。
◆大塚統子の心理カウンセリングご予約方法
あなたのお話を聴かせてくださいね。