意外に思うかもしれませんが、「甘えられない」とお悩みの方は少なくありません。
「甘えられない」人の多くは、早くから自立してきた傾向があります。
例えば、下に弟・妹がいるとか、両親が共働きで忙しかったとか、両親が厳しくて甘えられる雰囲気がなかったとか、手のかかる家族がいて「私はちゃんとしなきゃ」と思ってきたとか…。
これまで甘えられる環境がなかったから、甘え方がわからないのかもしれませんね。
◆がまんしてきた「甘えたい」気持ち
子供の頃に、何らかの事情があって、安心して「甘えて大丈夫」と思えなかったとしたら。
本当は「甘えたい」のに、「甘えてはいけない」と我慢していたのかもしれません。
いったいどれほどの「甘えたい気持ち」が溜め込まれているのでしょうね。
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自分の心の奥に「甘えたい気持ちがある」と自覚できている場合は、こう思う方が多いです。
「ちょっとでも甘えていいと思ったら、ものすごく甘えて、相手に依存して(迷惑をかけて)しまうのではないか」と。
まるで水が溢れてダムが決壊するように、まるで溜め込んだマグマが噴火して流れ出すように、自分ではコントロールできないことが起こるのが怖いのかもしれません。
◆甘えすぎるのが怖い
普段から甘えたい気持ちにブレーキをかけてきた人が、ブレーキを外そうとしたら。
ブレーキで抑えてきた「甘えたい気持ち」が大きいほど、「きっと大惨事になる」と思うでしょう。
ブレーキで抑えてきた「甘えたい気持ち」が大きいほど、「きっと大惨事になる」と思うでしょう。
確かに、ブレーキを外したら、一時的には「甘えん坊」「甘えすぎ」になるかもしれません。
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しかし、自立した経験があるので、ただ甘えるだけの立場を続けたいとは思わない方がほとんどです。
振り子が振れるように、すごく我慢する所を出発点にして手を離すと、いったんは、すごく甘える所に振り子は振れます。
けれども、また我慢する方に戻り、また甘える方に戻りを繰り返して、振り子は中間点で落ち着くでしょう。
◆お願いするコミュニケーション
「どこまで甘えていいのかわからない」「甘えすぎて関係を壊したくない」と思っているとしたら。
このタイプの方にお勧めのコミュニケーションは、相手に「私が甘えすぎて、あなたを辛くするのが怖い。もし甘えすぎてしまったら、教えて欲しい。」と伝えてみることです。
自分でコントロール不能になってしまう気がしているのなら、事前に相手に止めてもらえるようにお願いしてみましょう。
このお願いをすることで、ちょっとだけ甘えたい気持ちを安全に解放しやすくなるでしょう。
◆子供時代の「甘えたい」気持ちのケア
子供時代に甘えられなかった気持ちが残っている自覚があるなら、その未処理の感情をカウンセリングで扱うのもいいでしょう。
甘えたい気持ちがうまくコミュニケーションできなくて、パートナーから「重い」「わがまま」「自分で考えて」などと突き放されてしまう場合があります。
甘えたい気持ちがうまくコミュニケーションできなくて、パートナーから「重い」「わがまま」「自分で考えて」などと突き放されてしまう場合があります。
甘えたい気持ちを解放して、本来なら親にして欲しかったことを、甘えさせてくれるパートナーに求めたとしたら。
親が引き受けるはずだった甘えたい気持ちと、パートナーが引き受けるはずの甘えたい気持ち、2倍の甘えたい気持ちがパートナーに集中してしまったのかもしれません。
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かといって、親が引き受けるはずだった甘えたい気持ちだからと、今から「親に甘えましょう」とはお勧めできません。
なぜなら、今、親に甘えようとしても、元々甘えられる状況がなかった親子関係なら、再度傷ついてしまうかもしれません。
また、今の親は甘えさせてくれたとしても、子供時代の満たされなかった気持ちが満たされないままで、いくら甘えても満たされない場合もあるでしょう。
そんな時は、子供時代の未処理の気持ちをカウンセリングでケアしていく方法もあります。
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甘えたい気持ちがあるのは悪いことではありません。
甘えたい気持ちを無理に抑えるのではなく、誰かに集中させるのでもなく、みんなが幸せな気持ちで「甘えたい」を満たし合うために。
自分自身の甘えたい気持ちと、適度な関わり方をみつけていきませんか。
自分自身の甘えたい気持ちと、適度な関わり方をみつけていきませんか。
