普段は、専業で心理カウンセラーをしているけれど。

無性に興味のある求人を見つけた時などに、積極的に短期の仕事をしたりもしている。

一般企業などで働かせていただくのは、社会性の感覚を保つのにも大切と私は思っている。

そして、この度、魅力的な仕事を見つけて、久しぶりに履歴書を書いた。

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学歴・職歴・免許・資格…

履歴書には、自分の過去が詰まっている。

私の場合は、
学歴も紆余曲折。
職歴はやたらに豊富。
運転免許に。
欲しくて得たけれど、使う機会に恵まれなかった資格。

履歴書を書くたびに、一生懸命だった自分と、夢に敗れた自分と出会ったりもする。

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30歳くらいまでは、みんなと同じではない自分の挫折が痛みに思えた。

年を重ねるごとに、いろいろな経験をしてきた人たちと出会って。

遠回りすること。
異業種を経験すること。
年齢に縛られないこと。
などなどの大切さを知るごとに、気持ちが自由になっていった。

尊敬する先生は、40歳になって大学院に入学し、研究を極めている。

まったく畑違いの仕事から転職して、イキイキと仕事をしている人がいる。

長年スキルを積み上げた仕事を手放して、新たな挑戦を成功させた先輩がいる。

ひとつ言えるのは、みんな自分の過去を否定してはいない。

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過去を振り返ると。

間違ったことも。
消したいくらい恥ずかしいことも。
思い出すと胸がチクチクすることも。
いろいろあるだろう。

やらかした過去も、失敗したことも、今の自分につながる通り道。

あのことがあったから悩み、人はそこから学ぶ。

経験を“自分の痛み”にするのか、“成長の種”にするのかは、自分が決めることができる。



かつては、「なんでこんな履歴を辿ってしまったのか」と、振り返るのが苦痛だったけれど。

今は、自分の履歴を愛おしく思う。

そして。

学歴も職歴も、だいぶだいぶ昔のこと。

ゆえに、正確な経歴年数を思い出すことも、和暦を西暦に変換するのにも、ひと苦労している。

今回を機に、手書きの履歴書をようやく卒業するのであった。

めでたし、めでたし（？）。

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就職・転職するかは別にして。

履歴書を書いて自分の過去を振り返り、改めて肯定してみてもいいのかも。

また、就業用ではなくて。

恋愛履歴書。
人生経験履歴書。

なんてものも、作ってみると楽しいのではないかと、個人的には思っている。

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お話できるのを楽しみにしています。