自己嫌悪セラピスト/心理カウンセラーの大塚統子です。
私たちが傷つくとき、心理的には自分を責めている自分がいます。
誰かに言われて傷つくことは、実は同じ内容で自分が自分を責めている部分だったりします。
例えば、人から「気が利かない」と指摘されたときに傷つくのは、自分でも「私は気が利かない」と気にしているからではないでしょうか。
自分が自分を嫌っていると、誰かに「嫌われるのではないか?」と不安になりやすいのです。
例えば、たとえ話ですよ。
「昨日お風呂に入っていないから臭うかも?」と思っていたら、誰かに「臭い」って言われるのがこわくなるようなものです。
自分の粗探しをして自分を攻撃していると、人のことも責めたくなることもあります。
例えば、「あれができていない!」「これもしなきゃ!」と自分に厳しくしているから、自分と同じようにやろうとしない人に「ちゃんとしなさいよ!」と言いたくなるんです。
そして、誰かに攻撃心をむけていると、「こんなイヤな自分では、きっと愛されることはない」と思うから、愛する気持ちを封印しようとします。
例えば、「私なんかに好かれても嬉しくないだろう」と思うから、大切な人に近づけなくなりますし、向き合えなくなります。それは辛いですよね。
多くの心の問題の背景には、自分を責めている自己攻撃や自己嫌悪があるといえるでしょう。
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あなたは自分を責めていないでしょうか?
自分を嫌っていないでしょうか?
そして、そのことが問題を作っていないでしょうか。
「自分を責めるのをやめるにはどうしたらいいですか?」という質問をいただきます。
おおまかに言うと、3つの段階があります。
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STEP1:自分を責めていることに気づく
自分を責めるのが癖になっている人は、トイレに入ったらドアを閉めるのと同じくらい無自覚に自分を責めています。
「自分を責めるのをやめましょうね」と言っている傍から「自分を責めていたのがいけなかったんですね」と自分を責めちゃう人がいます。
自分がトイレのドアを閉めていることを意識できると、どんなふうにドアを閉めるのかを考えられるようになるでしょう。
まずは、「あ、私また自分を責めているな」と気がつけるようになりましょう。
「なんか心が苦しいなぁ」と思うときなど、「もしかして自分を責めていない?」と確認してみるといいでしょう。
STEP2:自分を責めるのをやめる選択をする
「あ、自分を責めているな〜」と思うときに自分に聞いてみましょう。
「苦しいよね。言い分あるよね。それでもまだ自分のこと責める?」と。
ここは自分の意志で「やめる」と選択することが必要になってきます。
「やめたい」と思うだけでは、残念ながら「やめられたらいいのにな」と考えるだけで終わってしまいます。
今この瞬間、「自分を責めるのをやめる」と意識的に選択しましょう。
具体的には、「やめる」ことを選んだら、音楽プレイヤーの停止ボタンを押すように、それまで考えていたことはいったん思考停止にしましょう。
そして、そのことについて考えるのはやめて、ちょっと体を動かしてみたり、意図的に別のことを考えたりするようにしましょう。
自分を責めていることに気がついたら、「やめる」選択を何度も何度も、うんざりするくらい選択を繰り返してください。
ちなみに、実際に「自分を責める自分」に本当にうんざりして、「もう自分のことを責めなくていいや」と思えるようになる人たちもいます。
トイレに入ってドアを閉めたら、何も考えずに鍵をかけるように、つい癖で自分を責めてしまっても、自動的に「やめる」選択ができるようになれたらいいと思いませんか。
自分を責めるのをやめるのは、「自分が大好き」と思えることを目指すよりも、仮に「自分が嫌い」と思うことがあっても、そこで自分を責め続けなくなることを目指す方が簡単です。
STEP3:自分の外の世界に興味を向ける
自分を責めている状態では、興味の中心に自分がいます。
逆を言えば、興味を外の世界に向けると、自分を責めてはいられなくなります。
例えば、炎天下の路を歩いていたら、あなたの目の前で人が倒れたとします。
「どうしたんだろう?」とか、「救急車を呼ばなきゃ」とか、目の前の人のことを考えている間は、自分のことを考えている暇はないでしょう。
外の世界に興味をもつと、自分への興味は薄れ、自分のことを責めるのはどうでもよくなってきます。
例えば、災害のニュースを見て、被災地の人のことを思うとき、「何かできることはないだろうか?」と考えるとき、自分を責めることよりも「誰かを思う気持ち」を優先しているように。
例えば、羽生結弦選手とか大好きなアスリートを応援するとき、自分を責めることよりも大事にできていることがあるでしょう。
自分に向いている矢印の向きを変えて、外に向けた矢印の先に何があるでしょうか。
自分を責めるのをやめる選択をしたら、外の世界に興味を向けてみましょう。
極端な話、STEP1と2を飛ばしてしまっても、外の世界に興味を向けられ続けたら、自分を責める時間は過ごさなくなるでしょう。
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自分を責めるのをやめる3ステップ
STEP1:自分を責めていることに気づく
STEP2:自分を責めるのをやめる選択をする
STEP3:自分の外の世界に興味を向ける
よかったら、チャレンジしてみてください。
自分を好きになるのを難しく感じている人でも、自分を責めることを減らしていけたら、今より楽な気持ちでいられる時間が増えるでしょう。
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