「気にしなければいいのはわかっているけれど、ネガティブ思考が止まらない。」
 「あなたはネガティブだ。」と人から言われてしまう。

そんな方たちに共通するものがあるとしたら、何だと思いますか?

 「自分をご機嫌にしてはならない!」

という隠れた掟(オキテ)のようなものが存在していないでしょうか。

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ある人と京都旅行をしたときのこと。
(本人の了承を得て書いています。)

その人が「以前京都を旅行した時に、おいしいものが食べられなかった。」と嘆くのを聞いていたので、老舗懐石料理が食べられる人気のお店に行きました。

そのお店で出てくる食べ物のおいしいこと、おいしいこと。

「人間おいしいものを食べると幸せになるなぁ。」と思っていたところ。

同行者はこんな話を始めました。

「前に京都に来た時にね。時間がなくて××しか食べられなかったのよ。せっかく京都まで来たのに。」

それは、前にも何度か聞いている話。

話しながら、その人は嫌なことを思い出して不機嫌になっていくのです。

今目の前にあるのは、こんなにもおいしい料理なのに。

まるで記憶の中の残念な料理を味わっているようでした。

これまでも、何度も思い出しては、その度に嫌な気分になり続けてきたのでしょう。

本人は幸せな気分になれなくて辛いだろうなと思いました。

また周りの人も、その人を喜ばせることができなくて、悲しい思いをしてきたんだろうなぁと想像しました。

* *
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私たちがネガティブ思考に陥る時、「今」を生きていません。

過去にあった嫌なことを思い返しているか、未来のまだ起きていないことに不安になっているかで、「今大丈夫なこと」を感じることを忘れている状態です。

* *

「今」何が起きているのかに焦点をあてられたら、いろいろなことをフラットな状態で理解しやすくなるでしょう。

今、今、今、です。

ネガティブ思考にはまるとき、過去の嫌な気分や未来の心配に心がとらわれて、今ご機嫌になることを自分に許せていないのかもしれません。

逆を言うと、「自分をご機嫌にしよう!」と取り組んでいくと、ネガティブ思考をしている暇がなくなってしまいます。

* *

ネガティブ思考が癖になっているなら、まず「不機嫌になっている自分」に気がついてみませんか。

そして、他の誰かの顔色をうかがうよりも先に、自分のご機嫌をとってあげるというのはいかがでしょうか。

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