「相手に対して失礼じゃなかったかな。」「嫌な思いをさせていないかな。」「誤解して伝わっていたらどうしよう。」「なんてひどいことを言ってしまったのだろう。」などと、自分が言ったことを思い出して心配になっていませんか?

夜、暗くなり、一人になると、つい考えごとをしたくなります。 

そこで夜中の「一人反省会」を繰り返してはいないでしょうか。

ついでに、「そういえばあの時…」「あの時に○○しておけば」「あの時に○○しなければ」と過去の後悔が芋づる式に出てきて、止まらなくなっていませんか。

苦しくなって眠れない、朝起きると気分が悪い、それは寝る前の習慣にも関係しています。
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寝る前に、穏やかな心の状態でいることをお勧めしたいのですが。

毎日の一人反省会が習慣になっている方に、反省会をやめましょうとご提案しても、なかなか止められない方が多いのが現実です。(私自身もなかなかやめられませんでした。)

そこで、私はこんなご提案をしています。

 反省会はしてもOKです。

 その代わり、反省会の後に、新しい習慣を一つ追加しましょう。
と。

新しい習慣は、その人がやりやすいものを提案することが多いです。

  

いくつか例をあげておくと。

(1)自分をねぎらう

「自分をほめましょう。」と言われると、速攻「無理!」と思う方におススメの方法です。

あなたの心の状態で、今日一日を生き抜くのは大変なことだったのではないでしょうか。

凹んだり、苦しかったり、自分のことをいっぱい責めたり、イライラしたりしたかもしれません。

そんな自分に、「一日お疲れ様でした。」とねぎらいの言葉をかけてあげましょう。

  

(2)感謝する


今日一日過ごした中で、あなたが「ありがとう」と思えることがあるはずです。

誰に「ありがとう」と伝えたいでしょうか。

その人の顔を思い浮かべて、心の中でただ「ありがとう。」と伝えてみましょう。

  

(3)プラスをイメージする

今日できたこと、今日うまくいったこと、を思い返してみましょう。

そして、自分に「がんばったね」「よくやったね」「よかったね」 と言ってあげましょう。

可能なら、1日3〜5個を目標に、専用のノートを作って書き留めていきましょう。

愛用の手帳に、毎日書き出していくことも習慣にしやすい方法です。 

   

はじめからうまくやろうと思わなくてOKです。

そして、大事なことは順番です。

新しい習慣は、必ず反省会の後に追加してくださいね。

これは心の習慣を変えていくトレーニングみたいなものです。

「腹筋は一日にして割れず。」と同じように、長年の心の癖を変えるにはある程度の継続が必要です。

お休みする日があってもOKですから、できるだけ続けてみることをおススメします。

続きは、また今度。

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