「イライラを処理するにはどうしたらいいですか?」というご質問をいただく機会が増えております。
イライラするとき、疲れが体にたまっている方も多いのではないでしょうか。
充分な睡眠がとれていなかったりして体が疲れていると、心に余裕が持ちにくくなります。
普段はにこやかに対処できていることが笑えなくなったり、うんざりしてしまいやすくなったりするようです。
●彼の態度にイラつく
●同居している家族や友人のちょっとしたひとことにカチンとくる
●職場で嫌なことが重なる
など、イライラがつのってきたら、意図的に安全に「発散」してはいかがでしょうか。
イライラする、イカリがでてくる、というのは、私達が感じる感情と関係があると言われています。
例えば、「彼が優しくない」とイライラしてしまう場合。
そのイライラの背後には、
「私を好きじゃないんじゃないか」
「私は大切に思われていない」
「女性扱いされない」
「彼女として認めてくれていない」
「私には魅力がない」
「元彼女に負けている」
「愛されていない」
「必要とされていない」
などなどの感じたくない感情があり、
その感情を感じるのが嫌なので、「なんで私に優しくないのよ!」といったイカリをもつことで感じたくない感情を見ないようにして心を守っていると考えられます。
イライラしなくなるためには、イライラの背後に隠れている感情を認めて、カウンセリングなどを通して適切に処理していくことが根本的な改善につながるかと思います。
しかし、生活の上でのイライラは毎日のこと。
とりあえずの発散方法をいくつかご紹介しておこうと思います。
■ 体を動かす
「感情は体につく」という言葉があります。
嫌な感情がある時、体を動かすことで感情を振り払うこともできるようです。
ストレッチや、歩くことでもいいでしょう。
また、曲に合わせて体を動かすのもいいでしょう。
健康的に体を動かせるものならば、なんでもOKです。
単純なゲームで、叩くようなものもいい発散になります。
但し、ゲームでも思うように叩けないと却っていらいらしますので、ご自身の適性に合ったものを選ぶようにしましょう。
また、「イライラがなくなるまで動こう!」というようにストイックにならないでくださいね。
かえって疲れてしまいます。
1セット終わったら、1曲が終わったらといった区切りでやめるくらいにしましょう。
そして、動いた後には休養をとってくださいね。
■ 声を出す
ストレス発散に声を出すのがいいということはよく言われています。
周辺環境に害がなければ、思っていることを叫んでもいいのですが、いざやろうとすると恥ずかしくなるかもしれません。
この場合は、歌を歌うなどで声を出してもOKです。
また、人によっては歌を歌うことがかえってストレスになる人もいるでしょう。
そういった場合は、“朗読”がおススメです。
どんな本でもかまいません。
声に出して読んでみましょう。
イカリは噴火するマグマのようなエネルギー。
このエネルギーを安全に解放できればいいわけです。
声を出すという行為は、自然と体内のエネルギーを体外に放出するのでやりやすい方法かと思います。
なお、「愚痴を言う」という選択肢もあります。
これには、愚痴ったことを後悔・自己嫌悪する、話し相手の愚痴にも付き合わなければならないなどのリスクがある場合もありますので、相手を選んで時間を限って話すようにしてくださいね。
■ 紙に書く・紙を破る
イライラする気持ちが爆発しそうなときは、思っていることを紙に書きだしてみましょう。
思いつくまま、殴り書きでかまいません。
文章にしないで、「くやしい」とか「腹が立つ」とか箇条書きでOKです。
ある程度書き出して気持ちが落ち着いてきたら、書いた紙をビリビリに破いて捨てましょう。
捨てる時に、「こんな気持ちはもういらない」と思いながら捨ててくださいね。
書き出すことすら面倒な時は、ただ紙を破いてもいいでしょう。
意外に気持ちが切り替えられるかもしれません。
これらの方法を自分流にアレンジして、簡単に発散できる方法をいくつか持っておくと気持ちが立て直しやすくなるのではないでしょうか。
なお、これらは一時的な発散方法です。
イライラの根本的な解決には、イライラの奥に隠れた感情を扱う時間を取るといいでしょう。
イライラで満タンな状態では、新たな考えが入る余地がないので、少し発散して余裕をもってからの方がご自身の感情を扱いやすいかと思います。
イカリのエネルギーはパワフルなエネルギーです。
使い方が変われば、“情熱”や“やる気”のエネルギーにしていけるでしょう。