世間はゴールデンウィーク。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

サービス業の方などは、いつも以上に忙しい方もいらっしゃるでしょう。
お疲れ様です。

大塚は、予定のない休みの日はよ〜く眠っております。
先日は18時間も寝ていて、自分でもビックリしました。

好きな言葉は、『寝る子は育つ』 です。

ちなみに、「もう子供じゃないよね…」というツッコミは聞こえなくなることにしています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

 友人Rに聞いた話。(本人の了承を得て書いています。)

R:「私、昔不倫してたじゃない。この間、その元彼とばったり会ったのよ。
  で、ランチでもしようかってことになって、そのまま二人でご飯に行ったの。
  私達ってさ、どっちかが嫌いになったとかで酷い別れ方したわけじゃなくてさ、
  『やっぱり不倫はやめようね。』って小奇麗な別れ方してたんだ。
  だからさ、思い出はいい思い出としてばかり残ってたんだよね。」

大塚の心の声:〔んー?? わたしが知る限り、Rは長年の不倫の末、かなり痛い別れをしたはずなのだが…。
 何年かして、なぜか彼女の記憶には美化された思い出だけが残っているらしい。〕

 Rは続ける。

 「私、この間○○くんに振られちゃったじゃない。実はあの時も、元彼のこと思い出してたんだ。
  元彼は優しかったなあって。付き合ってた時には不満ばかりが感じられたけど、
  今なら元彼だけはどんな私も受けとめてくれていたんだって心の底から思うよ。」

 〔確かに、ついこの間失恋話を聞いたばかり。まさか「運命の再会!」などと言い出すのか??〕

 さらにR曰く、

 「それで、すっごい久しぶりに会ったのにね、彼は私の好みとかちゃんと覚えててくれてたんだよね。
  お醤油をどんくらいかけるとかさ、コーヒーにはミルク2個とかね。一緒にいるのが自然な気がした。
  彼は私をとっても大事にしてくれるし、なんかこの人といると楽だなあって思ったよ。」

 一度終わった関係なのに、偶然の再会で盛り上がる二人。。。

 〔…。〕

  *  *  *

 「落ち込んで心が弱っている時に、元彼のことを考えてしまう。」あるいは、「今の恋愛がうまくいっていない時に、大好きだったのに別れたあの人の夢ばかりを見る。」など、終わった恋のお相手が心のよりどころとして思い出されることがあるようです。「この人は私を受け入れてくれる(受け入れてくれた)人だ。」とわかっている分、「こんなふうに私を愛してくれる(愛してくれた)人だ」と知っている分、心の距離が近くに感じられるのかもしれませんね。

 そして、特に不倫の関係の場合、もともと障害があるのを前提に成り立った関係です。「不倫をやめよう。」というのを理由に別れることも多く、「やっぱり不倫でもいいや。」とさえ思ってしまえば、元の関係に戻れるように感じる方も少なくありません。

 こんな時、心で何が起こっているのかというと、心は必ずしも「終わった恋のお相手」を求めているわけではないようです。では何を求めているのかというと、終わった恋のお相手との間で感じていた“感情”を感じたいとか、終わった恋のお相手と過ごしていた時の“自分”を感じたいと、過去の幸せだった頃に感じていた“感情”を求めていると言われています。

 ざっくりと例えるならば、状況としては、昔とてもおいしいパフェを食べたことがありました。残念ながら、そのパフェが食べられるお店は閉店してしまいました。ふと思い出して「あのパフェをもう一度食べたい。」と願っています、といったところでしょうか。たぶん、求めているのは、あのパフェそのものではなくて、あのおいしいパフェを食べた時に感じる“幸せ感”なのでしょうね。

 求めるものを、終わった恋のお相手「その人」だと思ってこだわってしまうと、その人にはその人の意思があるので、思い通りにはなりません。厳しい言い方になるかもしれませんが、終わってしまうには、何かしら終わってしまうだけの理由があった恋だったのでしょうから。

 でも、求めるものを、心が求めている“感情”に設定するのだとしたら。全く別の相手との間で、求めている感情を感じる関係を手に入れることも可能になってくるのではないでしょうか。

 元彼を懐かしく思い出したとき、彼が感じさせてくれていた感情はどんなものだったのでしょうか?元彼といるとき、自分自身をどう感じていたのでしょうか?「元彼」という人間にではなくて、「元彼」とともに感じていた感情に焦点をあててみると、新たな発見があるのかもしれません。

  *  *  *

 ちなみに、Rの話はこう終わる。

 「でさ、いい感じにはなったんだけどね。彼に『お前、今いい男いないのか?』って聞かれて我に返ったよ。
  この言葉って、別に彼が私を誘おうとしたわけじゃないと思うんだ。
  だって彼は前に別れる時に『俺、カミさん大事にして生きてくよ。』って言ってたくらいだし。
  なんていうか…。私たちは恋人じゃなくなっちゃったけど、
  なんとなくこの人『私が幸せかどうか』気にかけてくれてるんじゃないかなって思えたんだよね。
  だから、この人を私から誘うのもやめようって思った。ま、ご飯おごってもらえてラッキーだったよ♪」

 〔Rよ、君はたくましい。ギリギリのところで踏みとどまって、
  ちょびちょびと幸せに向かっていく君のことがわたしは大好きだ。
  そして、今回のネタを提供してくれてありがとう!!〕

◇ameblo“恋愛テクニック”記事(2012年8月9日掲載)を一部修正しての紹介です。